![]() 精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造システム及び製造方法
专利摘要:
本発明は、精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造システム及び製造方法を開示する。このシステム及び方法は、抽出システム(1)、蒸留システム(2)及び水素化装置(3−1,3−2)を有し、抽出システムの上部はパイプを通して蒸留システムに接続され、抽出システムの底部はパイプを通して抽出油水素化装置(3−2)に接続され、蒸留システムの上部ではパイプを通して軽ガソリンを導出し、蒸留システムの底部はパイプを通して重ガソリン水素化装置(3−1)に接続され、この重ガソリン水素化装置の底部ではパイプを通して改質材料またはエチレン材料を導出する。本発明における精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造システム及び製造方法は、脱オレフィンが出来るばかりでなく、脱メルカプタン、脱ジエンも可能であり、規模が小さくコストが低い、ということを特徴とする。 公开号:JP2011516674A 申请号:JP2011503329 申请日:2009-01-21 公开日:2011-05-26 发明作者:丁冉峰 申请人:北京金▲偉▼▲暉▼工程技▲術▼有限公司; IPC主号:C10G67-04
专利说明:
[0001] 本発明は高品質ガソリン製造システム及び製造方法、とりわけ、精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造システム及び製造方法に関する。] 背景技術 [0002] 接触分解、接触クラッキング、及び接触クラッキング技術は製油のコア技術であり、接触分解にはワックス接触分解、重油接触分解がある。これらの技術を用いて製造する生成油は接触炭化水素と総称される。その接触炭化水素は分留塔による分留など加工処理を通じて、ドライガス、液化ガス、ガソリン、ディーゼル油、重油などを留出することが出来る。そのうちガソリン、ディーゼル油は、市場でのガソリン及びディーゼル油の供給量の70%以上を占めている。] [0003] 環境保全上の要求がますます厳しくなるに伴い、ガソリン、ディーゼル油に関する標準もますます高くなり、分留塔で接触炭化水素を分留するという現在の加工処理方法は以下の問題があることが明らかになってきた。一つ目は、この処理方法で製造するガソリンとディーゼル油は、ガソリンのオレフィン含有量が高くオクタン価(RON)が低く、ディーゼル油のセタン価が低く安定性が要求に合わないなどの問題があり、品質を改善する必要がある。二つ目は、上述の処理方法では同時に様々なグレードのガソリンを製造することが出来ず、かつ製品の種類が単一である。三つ目は、ディーゼル油とガソリンの生産量が市場ニーズにマッチせず、ディーゼル油はニーズに応えられず、ガソリンは供給過剰となっている。] [0004] 上記の問題に対処するため、特許番号03148181.7で「接触炭化水素組換え処理方法」という中国発明の特許は接触炭化水素組換え処理方法を提供している。また特許番号がそれぞれ200310103541.9と200310103540.4となっている中国発明の特許では、水洗いシステム及び溶剤回収に係わるその改善特許を開示している。但し、開示された特許ではいずれも、如何にして硫黄とオレフィンを低減するかという問題に触れていない。] [0005] 現在のGB17930ガソリン標準では、硫黄の含有量が0.05%(wt)を超えない、オレフィンの含有量が35%(v)を超えない、ベンゼンの含有量が2.5%(v)を超えないと定めている。ほとんどの製油会社ではガソリンの品質を確保出来るが、まもなく2010年に施行することになっている国家IIIガソリン標準では、硫黄の含有量が0.015%(wt)を超えない、オレフィンの含有量が30%(v)を超えない、ベンゼンの含有量が1%(v)を超えないと定めている。従って、大多数の製油会社では、硫黄の含有量が0.005%(wt)を超えない、オレフィンの含有量が25%(v)を超えない若しくはさらに低いという一層高い国家IVガソリン標準に直面しなければならなくなる。ガソリン品質のソリューションとしては、国家IIIガソリン標準から国家IVガソリン標準への移行を考慮しなければならない。1回で国家IVガソリン標準を達成するのが良い案だと考えられる。] [0006] わが国(中国)ではガソリン製品の各成分の比例(比率)が先進国と大きな差があるため、接触分解ガソリンは高い比例(比率)を占めており、改質ガソリンとアルキル化ガソリンは比較的低い比例(比率)を占めている。さらに、このような状況は長期的に存在していく見込みである。従って、ガソリン品質の改善で直面する硫黄とオレフィン低減の問題は主として接触ガソリンの問題に係わる。] [0007] 一般的に、接触分解原料中の全硫黄の5-10%がガソリン留分に入ると信じられている。わが国の製油会社は接触原料水素化処理能力が小さく二次加工接触分解能力が比較的大きくかつコークス化の残渣油が出るという特徴があり、低硫黄原油(硫黄を0.3%含む)の生産メーカーでは接触ガソリンの硫黄含有量が約200ppm、硫黄を0.8%含む原油の生産メーカーでは接触ガソリンの硫黄含有量が約900ppmとなっている。従って、ガソリン品質改善における問題点はオレフィン低減から硫黄低減になっている。接触分解技術あるいは触媒の改善により硫黄問題を解決することは不可能である。接触分解原料の水素化脱硫は、投資が多く運営コストが高いため、条件が整っていない現在の製油会社では大規模な応用が不可能であり、また硫黄含有量の低い原油の製油会社には適合しない。さらに、接触分解装置でオレフィンを低減しすぎると、軽質製品及びガソリンオクタン価(RON)の損失を多くしてしまう。] [0008] アルカリ洗浄による脱硫は脱オレフィンが出来ないばかりか、かえって環境汚染になってしまうのである。また軽ガソリンの水素化処理を行うとエネルギー消耗が多くなるばかりでなくコストも高くなる。] [0009] 従って、低コスト、低エネルギー消耗、汚染なしの低硫黄含有量、低オレフィン含有量かつオクタン価(RON)の高いブレンドガソリンの処理システム及び処理方法を開発することが、この技術分野において解決する必要のある技術問題となっている。] 先行技術 [0010] 中国特許第03148181.7号 中国特許第200310103541.9号 中国特許第200310103540.4号] 発明が解決しようとする課題 [0011] 本発明の目的の1つは、低コスト、低エネルギー消耗、汚染なしの低硫黄含有量、低オレフィン含有量かつオクタン価(RON)の高いガソリンの製造システムを開発することである。] [0012] 上記の目的を達成するために本発明で採用する技術案は下記のとおり。] [0013] 案一:抽出システム、蒸留システム及び水素化装置を有し、前述の抽出システムの上部がパイプを通して前述の蒸留システムに接続され、前述の抽出システムの底部がパイプを通して前述の水素化装置に接続され、前述の水素化装置がパイプを通して前述の蒸留システム上部のパイプに接続され、前述の蒸留システムの上部がパイプを通して直接製品を抽出し、前述の蒸留システムの中部がパイプを通してもう1つの水素化装置に接続され、前述の蒸留システムの底部がパイプを通して直接製品を抽出する、ということを特徴とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン製造システム。] [0014] 案二:抽出システム、蒸留システム及び水素化装置を有し、前述の抽出システムの上部がパイプを通して前述の蒸留システムに接続され、前述の抽出システムの底部がパイプを通して抽出油水素化装置に接続され、前述の蒸留システムの上部がパイプを通して軽ガソリンを導出し、前述の蒸留システムの底部がパイプを通して重ガソリン水素化装置に接続され、この重ガソリン水素化装置の底部はパイプを通して改質材料またはエチレン材料を導出する、ということを特徴とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン製造システム。] [0015] 本発明のもう1つの目的は上記の高品質ガソリンの製造方法を開発することである。] [0016] 方法の案一: 原料を抽出システムに入れて抽出・分離を行って、留出油と抽出油を作り出し、前述の抽出システムの留出油を蒸留システムに入れて分留を行い、前述の蒸留システムの上部は軽ガソリンを留出し、そしてブレンドガソリンとして導出し、前述の蒸留システム中部の抜出し線で化学軽油を導出し、前述の化学軽油を化学軽油水素化装置に入れて水素化処理を行い、前述の水素化後の化学軽油を良質なエチレン材料または改質材料として導出し、前述の抽出システム中の抽出油を抽出油水素化装置に入れて水素化処理を行い、水素化後の抽出油と前述の軽ガソリンを混合後、ブレンドガソリンとして導出し、前述の蒸留システムで分留後のディーゼル油を直接導出する、ということをステップ(各工程)とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン製造方法。] [0017] 上記方法の案一の具体的な実施案として、いくつかの案が考えられる。] [0018] 前述の蒸留システムを蒸留塔とし、蒸留塔の頂部の温度を77〜95℃、塔の底部の温度を173〜194℃とし、前述の蒸留塔の頂部の圧力を0.15〜0.25MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力を0.20〜0.30MPa(絶対圧)とし、前述の軽ガソリンの蒸留温度を30℃〜110℃、前述の化学軽油の蒸留温度を110〜160℃、前述のディーゼル油の蒸留を160〜205℃にすることを特徴とする案。] [0019] 前述の蒸留システムを蒸留塔とし、塔の頂部の温度を87℃、塔の底部の温度を184℃とし、前述の蒸留塔の頂部の圧力を0.2MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力を0.25MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0020] 前述の抽出システムに使用する溶剤をスルホランとし、抽出温度を120℃とし、溶剤比(溶剤/材料)を3.5(質量)とし、留出油水洗い比を0.2(質量)とし、溶剤回収温度を165℃とし、溶剤回収圧力を0.1MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0021] 前述の抽出システムに使用する溶剤をN−メチルピロリドンとし、抽出温度を130℃とし、溶剤比(溶剤/材料)を2.5(質量)とし、留出油水洗い比を0.25(質量)とし、溶剤回収温度を177℃とし、溶剤回収圧力を0.15MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0022] 前述の抽出システムに使用する溶剤をN−ホルムモルホリンとし、抽出温度を150℃とし、溶剤比(溶剤/材料)を6(質量)とし、留出油水洗い比を0.3(質量)とし、溶剤回収温度を185℃とし、溶剤回収圧力を0.2MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0023] 前述の化学軽油水素化装置中の触媒を全部水素化触媒GHT-22とし、前述の化学軽油水素化装置の液空間速度を1〜4h-1とし、水素/油体積比を250〜500とし、操作温度を250〜320℃とし、操作圧力を1〜4MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0024] 前述の化学軽油水素化装置の液空間速度を2.5h-1とし、水素/油体積比を300とし、操作温度を285℃とし、操作圧力を2.5MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0025] 前述の抽出油水素化装置中の触媒を全部水素化触媒GHT-22とし、前述の抽出油水素化装置の液空間速度を1〜4h-1とし、水素/油体積比を250〜500とし、操作温度を250〜290℃とし、操作圧力を1〜4MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0026] 前述の抽出油水素化装置の液空間速度を2.5h-1とし、水素/油体積比を300とし、操作温度を270℃とし、操作圧力を2.5MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0027] 前述の化学軽油及び抽出油水素化装置中の全部水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)を下表(表1)のとおりとすることを特徴とする案。] [0028] 方法の案二: 原料を抽出システムに入れて抽出・分離を行って、留出油と抽出油を作り出し、前述の抽出システムで作り出した留出油を蒸留システムに入れて分留を行い、前述の蒸留システムの上部は軽ガソリンを留出し、そしてブレンドガソリンとして導出し、前述の蒸留システムの底部は重ガソリンを留出し、そして重ガソリン水素化装置に入れて水素化処理を行い、前述の重ガソリンを水素化処理後に得られる重ガソリンをエチレン材料または改質材料として導出し、前述の抽出システムから分離される抽出油を抽出油水素化装置に入れて水素化処理を行い、水素化処理後の抽出油と前述の軽ガソリンを混合後、ブレンドガソリンとして導出する、ということをステップ(各工程)とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。] [0029] 上記方法の案二の具体的な実施案として、いくつかの案が考えられる。] [0030] 前述の蒸留システムを蒸留塔とし、塔の頂部の温度を77〜95℃、塔の底部の温度を173〜194℃とし、塔の頂部の圧力を0.15〜0.25MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力を0.20〜0.30MPa(絶対圧)とし、前述の軽ガソリンの蒸留温度を30℃〜110℃、前述の重ガソリンの蒸留範囲を110〜205℃とすることを特徴とする案。] [0031] 前述の蒸留塔の頂部の温度を87℃、塔の底部の温度を187℃とし、塔の頂部の圧力を0.20MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力を0.25MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0032] 前述の抽出システムに使用する溶剤をスルホランとし、抽出温度を120℃とし、溶剤比(溶剤/材料)を3.5(質量)とし、留出油水洗い比を0.2(質量)とし、溶剤回収温度を165℃とし、溶剤回収圧力を0.1MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0033] 前述の抽出システムに使用する溶剤をN−メチルピロリドンとし、抽出温度を130℃とし、溶剤比(溶剤/材料)と2.5(質量)とし、留出油水洗い比を0.25(質量)とし、溶剤回収温度を177℃とし、溶剤回収圧力を0.15MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0034] 前述の抽出システムに使用する溶剤をN−ホルムモルホリンとし、抽出温度を150℃とし、溶剤比(溶剤/材料)を6.0(質量)とし、留出油水洗い比を0.3(質量)とし、溶剤回収温度を185℃とし、溶剤回収圧力を0.2MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0035] 前述の重ガソリン水素化装置及び前述の抽出油水素化装置中の触媒を全部水素化触媒GHT-22とし、液空間速度を1.0〜4.0h-1とし、水素/油体積比を250〜500とし、操作温度を250〜290℃とし、操作圧力を1.0〜4.0MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0036] 前述の重ガソリン水素化装置の液空間速度を2.5h-1とし、水素/油体積比を300とし、操作温度を270℃とし、操作圧力を2.50MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0037] 前述の抽出油水素化装置の液空間速度を2.5h-1とし、水素/油体積比を300とし、操作温度を285℃とし、操作圧力を2.50MPa(絶対圧)とすることを特徴とする案。] [0038] 前述の重ガソリン水素化装置及び前述の抽出油水素化装置中の全部水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)を下表(表2)のとおりとすることを特徴とする案。] [0039] 本発明における溶剤は他の溶剤、あるいはこれらの溶剤のうち2種または2種以上の溶剤を任意の比例(比率、割合)で混合したものを用いてもよいものとする。] [0040] 本発明におけるナフサ、安定ガソリン及び水素化コークガソリンは任意の比例(比率、割合)にすることが出来る。] [0041] 本発明における軽ガソリン、化学軽油及びディーゼルの分留点(蒸留範囲)は調整可能である。例えば、軽ガソリンの蒸留範囲は30℃〜70℃、前述の化学軽油の蒸留範囲は70〜160℃、前述のディーゼル油の蒸留範囲は160〜205℃、または、軽ガソリンの蒸留範囲は30℃〜90℃、前述の化学軽油の蒸留範囲は90〜160℃、前述のディーゼルの蒸留範囲は160〜205℃である。] [0042] 本発明に使用する蒸留システム(蒸留塔)は特許番号03148181.7の「接触炭化水素組換え処理方法」の中国発明特許中に開示された蒸留システムである。使用する抽出システム(抽出塔)は特許番号200310103541.9と200310103540.4中に開示され溶剤回収及び水洗いシステムを有する抽出システムである。] [0043] 本発明に使用する水素化装置は、加熱炉、換熱器、高圧分離器,空気冷却器、水冷却器等を有する既存の水素化装置である。] [0044] 次に、添付図及び具体的な実施方式を以って本発明について更に説明するが、本発明の保護範囲に対する制限を意味するものではない。] 図面の簡単な説明 [0045] 図1は本発明の実施例1のフロー図。 図2は本発明の実施例2及び3のフロー図。 図3は本発明の実施例4のフロー図。 図4は本発明の実施例5及び6のフロー図。] 図1 図2 図3 図4 [0046] 発明の具体的な実施方式である実施例1〜6を以下に説明する。] [0047] 図1は本発明の実施例1のフロー図である。蒸留範囲35-205℃、硫黄含有量100ppm、メルカプタン含有量5ppm、オレフィン含有量30%(v)、ジエン含有量0.1%(v)、芳香族炭化水素含有量15%(v)、オクタン価(RON)89、密度728kg/m3の安定ガソリン(接触ガソリン)を、6万トン/年の流量で抽出塔1で抽出・分離を行い、抽出油と留出油を作り出す。前述の抽出塔1中に使用する溶剤はスルホランであり、抽出温度は120℃、溶剤比(溶剤/材料)は3.5(質量)、留出油水洗い比は0.2(質量)、溶剤回収温度は165℃、溶剤回収圧力は0.1MPa(絶対圧)。前述の抽出塔1の上部から出てくる留出油は4.8万トン/年の流量で蒸留塔2に入って分留され、蒸留塔2の頂部の温度は77℃、底部の温度は173℃、頂部の圧力は0.15MPa(絶対圧)、底部の圧力は0.20MPa(絶対圧)、それぞれ軽ガソリン、化学軽油及びディーゼル油を得られる。前述の軽ガソリン(蒸留範囲30-110℃)は蒸留塔2の上部で蒸留され、1.95万トン/年の流量でブレンドガソリンとして作り出される。前述の化学軽油(蒸留範囲110-160℃)は蒸留塔2の抜出し線で抽出され、その合計蒸出量は2.25万トン/年である。それから2.25万トン/年の流量で水素化装置3-1に入って水素化処理される。前述の水素化装置3-1中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の水素化装置3-1の液空間速度は4h-1、水素/油体積比は500、操作温度は320℃、操作圧力は4MPa(絶対圧)。前述の水素化後の化学軽油は2.25万トン/年の流量で良質エチレン材料または改質材料として作り出される。前述の抽出塔1の底部から出てくる抽出油は1.20万トン/年の流量で水素化装置3-2に入って水素化処理される。前述の水素化装置3-2中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の水素化装置3-2の液空間速度は4h-1、水素/油体積比は500、操作温度は290℃、操作圧力は4MPa(絶対圧)である。水素化後の抽出油は1.20万トン/年の流量で前述の軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして導出される。蒸留塔2による分留後のディーゼル油(蒸留範囲160-205℃)は0.60万トン/年でディーゼル油製品として直接作り出される。] 図1 [0048] 得られるブレンドガソリンの蒸留範囲は30-205℃、硫黄含有量は3.1ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は24.1%(v)、ジエン含有量は0.05%(v)、芳香族炭化水素含有量は26.7%(v)、オクタン価(RON)は95.3、密度は727.6kg/m3、産出量は3.15万トン/年である。] [0049] 得られる良質エチレン材料または改質材料の蒸留範囲は110-160℃、硫黄含有量は微量のため検出不能、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は微量のため検出不能、臭素指数(臭素価)は39(0.039)、芳香族炭化水素含有量は1.3%(v)、オクタン価(RON)は83.0、密度は729.0kg/m3、産出量は2.25万トン/年である。] [0050] 得られるディーゼル油の蒸留範囲は160-205℃、硫黄含有量は26.3ppm、メルカプタン含有量は1.55ppm、オレフィン含有量は27.8%(v)、ジエン含有量は0.04%(v)、芳香族炭化水素含有量は5.6%(v)、セタン価は45.8、密度は751.7kg/m3、産出量は0.6万トン/年である。] [0051] 前述の水素化装置中の全部の水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)は下表のとおり:] [0052] 本発明で使用する測定方法は下記のとおり(以下同様): 1.蒸留範囲:GB/T6536-1997石油製品蒸留測定法; 2.硫黄含有量:SH/T0689-2000軽質炭化水素、エンジン燃料その他の油の合計硫黄含有量測定法(紫外線蛍光法); 3.メルカプタン硫黄:GB/T1792-1988留出燃料油中のメルカプタン硫黄測定法(電位滴定法); 4.オレフィン:GB/T11132-2002液体石油製品炭化水素類測定法(蛍光インジケータ吸着法); 5.芳香族炭化水素:GB/T11132-2002液体石油製品炭化水素類測定法(蛍光インジケータ吸着法); 6.オクタン価:GB/T5487ガソリンオクタン価測定法(研究法); 7.密度:GB/T1884-2000原油及び液体石油製品密度実験室測定法(密度計法); 8.ジエンの測定:滴定法; 9.水素化触媒分析方法:(下表のとおり) 10.臭素指数検出:GB/T 11136−1989] [0053] 図2は本発明の実施例2のフロー図である。蒸留範囲は35-205℃、硫黄含有量100ppm、メルカプタン含有量5ppm、オレフィン含有量30%(v)、ジエン含有量0.1%(v)、芳香族炭化水素含有量15%(v)、オクタン価(RON)89、密度728kg/m3の安定ガソリン(接触ガソリン)を、6万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行うと同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量200ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量0.1%(v)以下(微量のため検出不能)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量8%(v)、オクタン価(RON)82、密度732kg/m3のナフサを、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行う。また同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量150ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量6%(v)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量10%(v)、オクタン価(RON)79、密度721kg/m3の水素化コークガソリン(hydrotreated coker gasoline)を、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行う。3種の原料を抽出塔1の中で混合後、抽出・分離を行い、抽出油と留出油を作り出す。前述の抽出塔1の中に使用する溶剤がN−メチルピロリドンであり、抽出温度は130℃、溶剤比(溶剤/材料)は2.5(質量)、留出油水洗い比は0.25(質量)、溶剤回収温度は177℃、溶剤回収圧力は0.15MPa(絶対圧)である。前述の抽出塔1の留出油は8.4万トン/年の流量で蒸留塔2に入って分留される。蒸留塔2の頂部の温度は87℃、塔の底部の温度は184℃、塔の頂部の圧力は0.2MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.25MPa(絶対圧)、それぞれ軽ガソリン、化学軽油及びディーゼル油を得られる。前述の軽ガソリン(蒸留範囲30-110℃)は蒸留塔2の上部で蒸留され、3.3万トン/年の流量でブレンドガソリンとして作り出される。前述の化学軽油(蒸留範囲110-160℃)は蒸留塔2の抜出し線で抽出され、その合計蒸留量が4.1万トン/年である。それから4.1万トン/年の流量で水素化装置3-1に入って水素化処理される。前述の水素化装置3-1の中の触媒が全部水素化触媒GHT-22であり、前述の水素化装置3-1の液空間速度は1.0h-1、水素/油体積比は250、操作温度は250℃、操作圧力は1.0MPa(絶対圧)である。前述の化学軽油は4.1万トン/年の流量で良質エチレン材料または改質材料として作り出される。前述の抽提塔1の中の抽出油は1.6万トン/年の流量で水素化装置3-2に入って水素化処理され、前述の水素化装置3-2の中の触媒が全部水素化触媒GHT-22である。前述の水素化装置3-2の液空間速度は1.0h-1、水素/油体積比は250、操作温度は250℃、操作圧力は1.0MPa(絶対圧)である。水素化後の抽出油は1.6万トン/年の流量で前述の軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして作り出される。蒸留塔2で分留後のディーゼル油(蒸留範囲160-205℃)は1.0万トン/年でディーゼル油製品として直接作り出される。] 図2 [0054] 得られるブレンドガソリンの蒸留範囲は30-205℃、硫黄含有量は3.4ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は16.6%(v)、ジエン含有量は0.05%(v)、芳香族炭化水素含有量は23.7%(v)、オクタン価(RON)は95.0、密度は719.2kg/m3、産出量は4.9万トン/年である。] [0055] 得られる良質エチレン材料または改質材料の蒸留範囲は110-160℃、硫黄含有量は微量のため検出不能、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は微量のため検出不能、臭素指数(臭素価)は32(0.032)、芳香族炭化水素含有量は1.3%(v)、オクタン価(RON)は76.2、密度は731.0kg/m3、産出量は4.1万トン/年である。] [0056] 得られるディーゼル油の蒸留範囲は160-205℃、硫黄含有量は46.5ppm、メルカプタン含有量は0.17ppm(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は15.0%(v)、ジエン含有量は0.04%(v)、芳香族炭化水素含有量は3.6%(v)、セタン価は45.5、密度は753.9kg/m3、産出量は1.0万トン/年である。] [0057] 前述の水素化装置中の全部の水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)、及び使用する測定方法はいずれも実施例1と同じである。] [0058] フローは実施例2と同じである。蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量800ppm、メルカプタン含有量9ppm、オレフィン含有量36%(v)、ジエン含有量0.9%(v)、芳香族炭化水素含有量17%(v)、オクタン価(RON)91、密度731kg/m3の安定ガソリン(接触ガソリン)を、6万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行うと同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量200ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量0.1%(v)以下(微量のため検出不能)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量8%(v)、オクタン価(RON)82、密度732kg/m3のナフサを、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行う。また同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量150ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量6%(v)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量10%(v)、オクタン価(RON)79、密度721kg/m3の水素化コークガソリンを、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行う。3種の原料を抽出塔1の中で混合後、抽出・分離を行って、抽出油と留出油を作り出す。前述の抽出塔1の中に使用する溶剤はN−ホルムモルホリンであり、抽出温度は150℃、溶剤比(溶剤/材料)は6.0(質量)、留出油水洗い比は0.3(質量)、溶剤回収温度は185℃、溶剤回収圧力は0.2MPa(絶対圧)である。前述の抽出塔1の上部から出てくる留出油は8.2万トン/年の流量で蒸留塔2の中に入って分留され、蒸留塔2の頂部の温度は95℃、塔の底部の温度は194℃、塔の頂部の圧力は0.25MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.30MPa(絶対圧)、それぞれ軽ガソリン、化学軽油及びディーゼル油を得られる。前述の軽ガソリン(蒸留範囲30-110℃)は蒸留塔2の上部で蒸留され、3.3万トン/年の流量でブレンドガソリンとして作り出される。前述の化学軽油(蒸留範囲110-160℃)は蒸留塔2の抜出し線で抽出され、その合計蒸留量は4.1万トン/年である。それから4.1万トン/年の流量で水素化装置3-1に入って水素化処理され、前述の水素化装置3-1の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の水素化装置3-1の液空間速度は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は285℃、操作圧力は2.5MPa(絶対圧)である。前述の水素化後の化学軽油は4.1万トン/年の流量で良質エチレン材料または改質材料として作り出される。前述の抽出塔1の中の抽出油は1.8万トン/年の流量で水素化装置3-2に入って水素化処理され、前述の水素化装置3-2の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の水素化装置3-2の液空間速度は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は270℃、操作圧力は2.5MPa(絶対圧)、水素化後の抽出油は1.8万トン/年の流量で前述の軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして作り出される。蒸留塔2で分留後のディーゼル油(蒸留範囲160-205℃)は0.8万トン/年でディーゼル油製品として直接作り出される。] [0059] 得られるブレンドガソリンの蒸留範囲は30-205℃、硫黄含有量は3.2ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は19.5%(v)、ジエン含有量は0.05%(v)、芳香族炭化水素含有量は25.0%(v)、オクタン価(RON)は94.7、密度は723.3kg/m3、産出量は5.1万トン/年である。] [0060] 得られる良質エチレン材料または改質材料の蒸留範囲は110-160℃、硫黄含有量は微量のため検出不能、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は微量のため検出不能、臭素指数(臭素価)は25(0.025)、芳香族炭化水素含有量は1.3%(v)、オクタン価(RON)は77.6、密度は731.0kg/m3、産出量は4.1万トン/年である。] [0061] 得られるディーゼル油の蒸留範囲は160-205℃、硫黄含有量は478.1ppm、メルカプタン含有量は2.61ppm、オレフィン含有量は17.8%(v)、ジエン含有量は0.04%(v)、芳香族炭化水素含有量は5.6%(v)、セタン価は45.1、密度は759.1kg/m3、産出量は0.8万トン/年である。] [0062] 前述の水素化装置中の全部の水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)、及び使用する測定方法はいずれも実施例1と同じである。] [0063] 図3は本発明の実施例4のフロー図である。蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量100ppm、メルカプタン含有量5ppm、オレフィン含有量30%(v)、ジエン含有量0.1%(v)、芳香族炭化水素含有量15%(v)、オクタン価(RON)89、密度728kg/m3の安定ガソリン(接触ガソリン)を、6万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行い、抽出油と留出油を作り出す。前述の抽出塔1の中に使用する溶剤はスルホラン、抽出温度は120℃、溶剤比(溶剤/材料)は3.5(質量)、留出油水洗い比は0.2(質量)、溶剤回収温度は165℃、溶剤回収圧力は0.1MPa(絶対圧)。前述の抽出塔1の留出油は4.92万トン/年の流量で蒸留塔2の中に入って分留され、蒸留塔2の頂部の温度は77℃、塔の底部の温度は173℃、塔の底部の圧力は0.15MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.20MPa(絶対圧)、それぞれ軽ガソリンと重ガソリンを得られる。前述の軽ガソリン(蒸留範囲30-110℃)は蒸留塔2の上部で蒸留され、2.21万トン/年の流量でブレンドガソリンとして作り出される。前述の重ガソリン(蒸留範囲110-170℃)は2.71万トン/年の流量で重ガソリン水素化装置3-1に入って水素化処理される。前述の重ガソリン水素化装置3-1の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の重ガソリン水素化装置3-1の液空間速度は4.0h-1、水素/油体積比は500、操作温度は320℃、操作圧力は4.0MPa(絶対圧)である。前述の抽出塔1で分離される抽出油は1.08万トン/年の流量で抽出油水素化装置3-2に入って水素化処理される。前述の抽出油水素化装置3-2の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の抽出油水素化装置3-2の液空間速度は4.0h-1、水素/油体積比は500、操作温度は290℃、操作圧力は4.0MPa(絶対圧)、水素化後の抽出油は1.08万トン/年の流量で前述の軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして作り出される。] 図3 [0064] 得られるブレンドガソリンの蒸留範囲は30-205℃、硫黄含有量は12.3ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は24.3%(v)、ジエン含有量は0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量は24.3%(v)、オクタン価(RON)は94.8、密度は727.5kg/m3、産出量は3.29万トン/年である。] [0065] 得られる良質エチレン材料または改質材料の蒸留範囲は110-205℃、硫黄含有量は微量のため検出不能、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィンは微量のため検出不能、臭素指数(臭素価)は39(0.039)、芳香族炭化水素含有量は3.7%(v)、オクタン価(RON)は75.0、密度は728.7kg/m3、産出量は2.71万トン/年である。] [0066] 前述の各水素化装置中の全部の水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)、及び測定方法は実施例1と同じである。] [0067] 図4は本発明の実施例5のフロー図である。蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量100ppm、メルカプタン含有量5ppm、オレフィン含有量30%(v)、ジエン含有量0.1%(v)、芳香族炭化水素含有量15%(v)、オクタン価(RON)89、密度728kg/m3の安定ガソリン(接触ガソリン)を、6万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行うと同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量200ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量0.1%(v)以下(微量のため検出不能)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量8%(v)、オクタン価(RON)82、密度732kg/m3のナフサを、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行う。また同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量150ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量6%(v)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量10%(v)、オクタン価(RON)79、密度721kg//m3の水素化コークガソリンを、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行い、抽出油と留出油を作り出す。前述の抽出塔1の中に使用する溶剤はN−メチルピロリドン、抽出温度は130℃、溶剤比(溶剤/材料)は2.5(質量)、留出油水洗い比は0.25(質量)、溶剤回収温度は177℃、溶剤回収圧力は0.15MPa(絶対圧)、前述の抽出塔1から分離される留出油は8.50万トン/年の流量で蒸留塔2の中に入って分留される。蒸留塔2の頂部の温度は87℃、塔の底部の温度は187℃、塔の頂部の圧力は0.20MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.25MPa(絶対圧)、それぞれ軽ガソリンと重ガソリンを得られる。前述の軽ガソリン(蒸留範囲30-110℃)は蒸留塔2の上部で蒸留され、3.74万トン/年の流量でブレンドガソリンとして作り出される。前述の重ガソリン(蒸留範囲110-170℃)は4.76万トン/年の流量で重ガソリン水素化装置3-1に入って水素化処理される。前述の重ガソリン水素化装置3-1の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の重ガソリン水素化装置3-1の液空間速度は1.0h-1、水素/油体積比は250、操作温度は250℃、操作圧力は1.0MPa(絶対圧)である。水素化後の重ガソリンは4.76万トン/年の流量で良質エチレン材料または改質材料として作り出される。前述の抽出塔1の中から分離される抽出油は1.50万トン/年の流量で抽出油水素化装置3-2に入って水素化処理される。前述の抽出油水素化装置3-2の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の抽出油水素化装置3-2の液空間速度は1.0h-1、水素/油体積比は250、操作温度は250℃、操作圧力は1.0MPa(絶対圧)である。水素化後の抽出油は1.50万トン/年の流量で前述の軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして作り出される。] 図4 [0068] 得られるブレンドガソリンの蒸留範囲は30-205℃、硫黄含有量24.0ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は16.4%(v)、ジエン含有量は0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量は22.3%(v)、オクタン価(RON)は93.1、密度は722.9kg/m3、産出量は5.24万トン/年である。] [0069] 得られる良質エチレン材料または改質材料の蒸留範囲は110-205℃、硫黄含有量は4.7ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は微量のため検出不能、指数(臭素価)は32(0.032)、芳香族炭化水素含有量は1.8%(v)、オクタン価(RON)は73.9、密度は732.4kg/m3、産出量は4.76万トン/年である。] [0070] 前述の各水素化装置中の全部の水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)、及び使用する測定方法はいずれも実施例1と同じである。] [0071] 本発明の実施例6のフロー図は実施例5と同じである。蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量800ppm、メルカプタン含有量9ppm、オレフィン含有量36%(v)、ジエン含有量0.9%(v)、芳香族炭化水素含有量17%(v)、オクタン価(RON)91、密度731kg/m3の安定ガソリン(接触ガソリン)を、6万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行うと同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量200ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量0.1%(v)以下(微量のため検出不能)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量8%(v)、オクタン価(RON)82、密度732kg/m3のナフサを、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行う。また同時に、蒸留範囲30-205℃、硫黄含有量150ppm、メルカプタン含有量1ppm、オレフィン含有量6%(v)、ジエン含有量0.01%(v)以下(微量のため検出不能)、芳香族炭化水素含有量10%(v)、オクタン価(RON)79、密度721kg/m3の水素化コークガソリンを、2万トン/年の流量で抽出塔1の中で抽出・分離を行い、抽出油と留出油を作り出す。前述の抽出塔1の中に使用する溶剤はN−ホルムモルホリンであり、抽出温度は150℃、溶剤比(溶剤/材料)は6.0(質量)、留出油水洗い比は0.3(質量)、溶剤回収温度は185℃、溶剤回収圧力は0.2MPa(絶対圧)である。前述の抽出塔1の留出油は8.40万トン/年の流量で蒸留塔2の中に入って分留される。蒸留塔2の頂部の温度は95℃、塔の底部の温度は194℃、塔の頂部の圧力は0.25MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.30MPa(絶対圧)、それぞれ軽ガソリンと重ガソリンを得られる。前述の軽ガソリン(蒸留範囲30-110℃)は蒸留塔2の上部で蒸留され、3.86万トン/年の流量でブレンドガソリンとして作り出される。前述の重ガソリン(蒸留範囲110-205℃)は4.54万トン/年の流量で重ガソリン水素化装置3-1に入って水素化処理され、前述の重ガソリン水素化装置3-1の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の重ガソリン水素化装置3-1の体積空速比は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は285℃、操作圧力は2.5MPa(絶対圧)である。水素化後の重ガソリンは4.54万トン/年の流量で良質エチレン材料または改質材料として作り出される。前述の抽出塔1の中の抽出油は1.60万トン/年の流量で抽出油水素化装置3-2に入って水素化処理され、前述の抽出油水素化装置3-2の中の触媒は全部水素化触媒GHT-22である。前述の抽出油水素化装置3-2の液空間速度は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は270℃、操作圧力は2.5MPa(絶対圧)である。水素化後の抽出油は1.60万トン/年の流量で前述の軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして作り出される。] [0072] 得られるブレンドガソリンの蒸留範囲は30-205℃、硫黄含有量は38.1ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は20.3%(v)、ジエン含有量は0.01%(v)以下((微量のため検出不能)以下、芳香族炭化水素含有量は20.9%(v)、オクタン価(RON)は93.7、密度は721.3kg/m3である。産出量は5.46万トン/年である。] [0073] 得られる良質エチレン材料または改質材料の蒸留範囲は110-205℃、硫黄含有量は4.0ppm、メルカプタン含有量は1.0ppm以下(微量のため検出不能)、オレフィン含有量は2.0%(v)、指数(臭素価)は25(0.025)、芳香族炭化水素含有量は微量のため検出不能、オクタン価(RON)は74.8、密度は738.9kg/m3、産出量は4.54万トン/年である。] 実施例 [0074] 前述の各水素化装置中の全部の水素化触媒GHT-22の理化性質(物理化学的性質)、及び使用する測定方法はいずれも実施例1と同じである。] [0075] 本発明のシステム及び方法は脱オレフィン出来るばかりでなく、脱メルカプタン、脱ジエンすることも可能である。本発明の水素化装置は規模が小さくコストが低い。なお、本発明では様々な原料を処理することが出来、安定ガソリンを処理出来るばかりでなく、安定ガソリン、ナフサ及び水素化コークガソリンの混合物を処理することも可能である。本発明では、抽出と分離、蒸留と分留及び水素化処理を有機的に結びつけることにより、良質エチレン材料が最適化され、ブレンドガソリン中の抽出油が増加し、オクタン価が高くなる。]
权利要求:
請求項1 抽出システム、蒸留システム及び水素化装置を有しており、前記抽出システムの上部はパイプを通して前記蒸留システムに接続され、前記抽出システムの底部はパイプを通して前記水素化装置に接続され、前記水素化装置はパイプを通して前記蒸留システムの上部のパイプに接続され、この蒸留システムの上部はパイプを通して直接製品を作り出し、前記蒸留システムの中部はパイプを通してもう1つの水素化装置に接続され、前記蒸留システムの底部はパイプを通して直接製品を導出する、ことを特徴とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造システム。 請求項2 原料が抽出システムに入って抽出・分離されて、留出油と抽出油が作り出され、前記抽出システムの留出油は蒸留システムに入って分留され、前記蒸留システムの上部で軽ガソリンが蒸留され、そしてブレンドガソリンとして導出され、前記蒸留システムの中部の抜出し線で化学軽油が抽出され、この化学軽油は化学軽油水素化装置に入って水素化処理され、この水素化後の化学軽油は良質エチレン材料または改質材料として導出され、前記抽出システム中の抽出油は抽出油水素化装置に入って水素化処理され、水素化後の抽出油は前記軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして導出され、前記蒸留システムで分留後のディーゼルが直接導出される、ことを各工程とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項3 前記蒸留システムは蒸留塔であり、塔の頂部の温度は77〜95℃、塔の底部の温度は173〜194℃、塔の頂部の圧力は0.15〜0.25MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.20〜0.30MPa(絶対圧)であり、前記軽ガソリンの蒸留範囲は30℃〜110℃、前記化学軽油の蒸留範囲は110〜160℃、前記ディーゼル油の蒸留範囲は160〜205℃である、ことを特徴とする請求項2に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項4 前記蒸留システムは蒸留塔であり、塔の頂部の温度は87℃、塔の底部の温度は184℃、塔の頂部の圧力は0.2MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.25MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項3に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項5 前記抽出システムに使用する溶剤はスルホランであり、抽出温度は120℃、溶剤比(溶剤/材料)は3.5(質量)、留出油水洗い比は0.2(質量)、溶剤回収温度は165℃、溶剤回収圧力は0.1MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項4に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項6 前記抽出システムに使用する溶剤はN−メチルピロリドンであり、抽出温度は130℃、溶剤比(溶剤/材料)は2.5(質量)、留出油水洗い比は0.25(質量)、溶剤回収温度は177℃、溶剤回収圧力は0.15MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項4に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項7 前記抽出システムに使用する溶剤はN−ホルムモルホリンであり、抽出温度は150℃、溶剤比(溶剤/材料)は6(質量)、留出油水洗い比は0.3(質量)、溶剤回収温度は185℃、溶剤回収圧力は0.2MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項4に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項8 前記化学軽油水素化装置中の触媒は全部水素化触媒GHT-22であり、前記化学軽油水素化装置の液空間速度は1〜4h-1、水素/油体積比は250〜500、操作温度は250〜320℃、操作圧力は1〜4MPa(絶対圧)であり、前記抽出油水素化装置中の触媒は全部水素化触媒GHT-22であり、前記抽出油水素化装置の液空間速度は1〜4h-1、水素/油体積比は250〜500、操作温度は250〜320℃、操作圧力は1〜4MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項9 前記化学軽油水素化装置の液空間速度は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は285℃、操作圧力は2.5MPa(絶対圧)であり、前記抽出油水素化装置の液空間速度は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は285℃、操作圧力は2.5MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項8に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項10 前記化学軽油および抽出油水素化装置中の全部水素化触媒GHT-22の物理化学的性質が下表のとおりである、ことを特徴とする請求項9に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリン及びディーゼル油の製造方法。 請求項11 抽出システム、蒸留システム及び水素化装置を有しており、前記抽出システムの上部はパイプを通して前記蒸留システムに接続され、前記抽出システムの底部はパイプを通して抽出油水素化装置に接続され、前記蒸留システムの上部はパイプを通して軽ガソリンを導出し、前記蒸留システムの底部はパイプを通して重ガソリン水素化装置に接続され、この重ガソリン水素化装置の底部はパイプを通して改質材料またはエチレン材料を導出する、ことを特徴とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造システム。 請求項12 原料は抽出システムに入って抽出・分離され、留出油と抽出油を作り出し、前記抽出システムから分離される留出油は蒸留システムに入って分留され、前記蒸留システムの上部では軽ガソリンが蒸留され、そしてブレンドガソリンとして導出され、前記蒸留システムの底部では重ガソリンを蒸留し、そして重ガソリン水素化装置に入って水素化処理され、この重ガソリンを水素化処理後にできる重ガソリンはエチレン材料または改質材料として導出され、前記抽出システムから分離される抽出油は抽出油水素化装置に入って水素化処理され、水素化後の抽出油は前記軽ガソリンと混合後、ブレンドガソリンとして導出される、ことを各工程とする精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項13 前記蒸留システムの蒸留塔の頂部の温度は77〜95℃、塔の底部の温度は173〜194℃、塔の頂部の圧力は0.15〜0.25MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.20〜0.30MPa(絶対圧)であり、前記軽ガソリンの蒸留範囲は30℃〜110℃、前記重ガソリンの蒸留範囲は110〜170℃である、ことを特徴とする請求項12に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項14 前記蒸留システムの蒸留塔の頂部の温度は87℃、塔の底部の温度は187℃、塔の頂部の圧力は0.20MPa(絶対圧)、塔の底部の圧力は0.25MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項13に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項15 前記抽出システムに使用する溶剤はスルホランであり、抽出温度は120℃、溶剤比(溶剤/材料)は3.5(質量)、留出油水洗い比は0.2(質量)、溶剤回収温度は165℃、溶剤回収圧力は0.1MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項14に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項16 前記抽出システムに使用する溶剤はN−メチルピロリドンであり、抽出温度は130℃、溶剤比(溶剤/材料)は2.5(質量)、留出油水洗い比は0.25(質量)、溶剤回収温度は177℃、溶剤回収圧力は0.15MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項14に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項17 前記抽出システムに使用する溶剤はN−ホルムモルホリンであり、抽出温度は150℃、溶剤比(溶剤/材料)は6.0(質量)、留出油水洗い比は0.3(質量)、溶剤回収温度は185℃、溶剤回収圧力は0.2MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項14に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項18 前記重ガソリン水素化装置及び前記抽出油水素化装置中の触媒は全部水素化触媒GHT-22であり、液空間速度は1.0〜4.0h-1、水素/油体積比は250〜500、操作温度は250〜320℃、操作圧力は1.0〜4.0MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項15〜17のいずれか一項に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項19 前記重ガソリン水素化装置の液空間速度は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は270℃、操作圧力は2.50MPa(絶対圧)であり、前記抽出油水素化装置の液空間速度は2.5h-1、水素/油体積比は300、操作温度は285℃、操作圧力は2.50MPa(絶対圧)である、ことを特徴とする請求項18に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。 請求項20 前記重ガソリン水素化装置及び前記抽出油水素化装置中の全部水素化触媒GHT-22の物理化学的性質が下表のとおりである、ことを特徴とする請求項19に記載の精製炭化水素の組換えと水素化による高品質ガソリンの製造方法。
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